Googleのエイジングフィルタ

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前回の投稿「検索結果に表示される情報の鮮度」でも説明したように検索エンジンは一般的に古くから運営されているWebサイト、つまり古いドメインを高く評価する傾向にあります。

Yahoo!の場合は、新規ドメインでもスモールワード(競争の激しくないキーワード)であれば上位表示は可能です。しかし、Googleの場合はそうはいきません。

Googleにはエイジングフィルタという、新規ドメインを検索結果の上位から排除するアルゴリズムが採用されているといわれています。


「エイジングフィルタ」とは、ドメイン取得後6ヵ月は上位表示させません、というものです。ただし、困ったことに新規に開設したWebサイト全てに適用される訳ではありません。私の管理サイトでも同時期に同じような方法で開設した2つのサイトが、一つは半年間ほど検索結果に表示されなかったのに対して、もう一つのサイトはすぐに上位表示されたことがあります。

「エイジングフィルタ」を回避する方法は、今現在わかっていません。Webサイトを探しまわってもそういった情報は見つからなかったので、世界中を探してもわかっている人はいないのでしょう。

そうなってくると、新規にWebサイトを公開する場合は、この「エイジングフィルタ」を考慮に入れる必要があります。上記でドメイン取得後6ヵ月と書きましたが、正確にはGoogleの検索エンジンにインデックスされてから6ヵ月後です。あらかじめ新規サイトを公開する予定があるのであれば、早めにドメインを取得して仮のページでよいのでサーバにアップしてしまい、Googleにそのドメインを認識させるというのもひとつの方法です。

あらかじめ準備するのが無理なのであれば、開設後6ヵ月はGoogle経由のアクセスをあきらめるしかないでしょう。Googleの検索エンジン対策を行う場合、とにかく長期的スパンで地道に被リンクを集めるよう対策を施すことをお勧めします。

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2008 年 11 月 6 日 |

カテゴリー:google

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