Googleペナルティ 種類と実例、対処法のまとめ

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Googleで突然順位が下落して困っていませんか?Googleにはどんなペナルティがあるのか、ペナルティの種類と実例、その対処法についてまとめてみました。

Googleではどんなペナルティがあるのか?

Googleで順位が下落するペナルティには以下のようなものが報告されています。特にここ最近耳にするようになったものを中心に取り上げてみました。

  • 「-950ペナルティ」
  • 「-30ペナルティ」
  • 「-50ペナルティ」
  • 「-5、-10、-999ペナルティ」
  • SEO狙いのタイトルタグ変更

Google「-950ペナルティ」
-950ペナルティは、インデックスから消えることこそないものの、それまでトップ表示だったページがSERPsの後ろも後ろ、1000番近くにまで下げられてしまう現象です。

Google「-30ペナルティ」
「-950ペナルティ」が特定のキーワードに対して適用されるペナルティだったのに対して、「-30ペナルティ」はドメイン全体のあらゆる検索に対して適用されるペナルティです。

発見された当初は、それまでトップ表示だったサイトが、決まって検索結果の4ページ目、31位に表示されていました。
自分のドメイン名で検索しても、31位なのです。

「-950」、「-30」ともに明確な原因や対処法は解明されていないようです。

こういった順位下落のペナルティには他にも、Google -50ペナルティといったものもあるようですが、極め付けは、

アルゴリズムによって発動するページレベルのペナルティがグーグルで増えている
この種のペナルティには違う形もあって、マイナス5、マイナス10、マイナス999などのペナルティが確認されている。

マイナス5、マイナス10、マイナス999ってちょっと凄いですね。「-999ってことは1位が1000位になったってこと?」、「-5とか-10ってペナルティでなくアルゴリズムの問題じゃないの?」的な突っ込みをいれたくなります。

マイナス”X”が原因不明のペナルティであるのに対して次に紹介するのは、順位下落の要因が(ほぼ)はっきりしています。

長年使用しているタイトルをSEO狙いで変更すると順位が大幅に下落するというものです。これは実は私も経験があります。

タイトル変更が全ていけないという訳ではないでしょうが、あからさまにSEOを意識した変更は避けるべきでしょう。

Matt Cuttsが語るGoogleペナルティ

エンジニアのMatt Cutts氏がGoogleのペナルティについて語った記事のまとめです。

「一度に100ページ以上を公開しても問題ありませんか?」のように「?するとペナルティになりますか?」という質問をよく目にしますが、私はこういった質問があまり好きではありません。

検索エンジンがスパム判定する場合は、そういった単一的な要因ではなくもっと複合的な要因から判断していると考えているからです。

Googleペナルティの実例

自分のサイトやブログがアリゴリズムの変更だけでは説明がつかないような順位下落をしたことを報告している記事をまとめてみました。

もう少したくさんみつかるかと思ったのですが、うまく見つけられませんでした。

また、京都SEOの松尾さんが興味深い報告をしています。

いずれも一般的にはペナルティの条件として否定されているものなので、非常に勇気のある発言ですね(h1タグの記事については追記でペナルティとの関係を否定されたようです)。

Googleペナルティの対処法

ペナルティを受けたかどうかを判定する方法と対処法については以下の記事が参考になります。

ただ、Googleペナルティで困っている人の多くはこのフローチャートは役にたたないかもしれません。本当に困り果てている人であれば、自サイトのindexや被リンクの質、webマスターツールのメッセージの有無などはすでに確認済みでしょうから。

なお、リダイレクトしてもペナルティは引き継がないようなので、301リダイレクトをして新たなドメインでスタートさせるという方法もあります。

いずれにしても、ペナルティに心当たりがないのであれば、少なくとも2週間程度は静観するのがベストな気がします。

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2009 年 5 月 27 日 |

カテゴリー:google

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