有料の素材集を使用する場合に注意したい3つのポイント

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Webサイトに利用する画像を、有料の素材集を購入して使用している人も多いのではないかと思います。今回は有料の素材集を使用する場合に、注意すべき点についてまとめてみました。使用者が多いと思われる素材辞典フォトバイブルを例に説明していきます。

素材辞典フォトバイブルは2万点の画像が収録されていて価格は8400円とお手頃な素材集です。

他のサイトでも同じ画像を使用している

まず一つ目は、自分のサイトで使用している画像が、他のサイトでも使用されている可能性があるという点です。

購入した人は誰でも使用出来るので、当然と言えば当然なのですが、画像の中には高頻度で使用されているものもあります。例えば、Webサイトのトップページのヘッダーに使用されている画像が、他のサイトでも見たことあるようなものだった場合は、ユーザーにマイナス印象を与えてしまう可能性があります。

Web上で特に頻繁に見かける画像については、使用しないほうがよいのではないかと思います。

外国人スタッフが写った画像の使用

二つ目は、オフィスの写真で外国人スタッフが映っている画像が多い点です。

素材辞典には、会議やオフィスの雰囲気をイメージした画像が用意されているのですが、日本人スタッフと外国人スタッフが一緒にビジネスをしているといったイメージの画像が多くなっています。

会社のホームページなどでこういった画像を利用する場合、もちろんグローバルにビジネス展開している企業であれば問題ないのですが、社内スタッフもクライアントも全て日本人で、海外進出の展望も無いような企業の場合は、外国人スタッフが写った画像は明らかに違和感があります。

業種によっては向かないものもある

最後に三つ目ですが、業種によっては安価な素材集の使用は向かないこともあるという点です。

以前、某プロバイダーの資料を取り寄せた時に、その資料の表紙に素材辞典の画像が使われていました。値段が安価であることがわかっているため、ちょっとこのプロバイダー大丈夫かな?と不安になってしまったことがあります。また、この表紙に使われていた画像は、一つ目の注意点で挙げた、Web上で高い頻度で使用されているものでした。

プロバイダーのように信頼が第一になるような業種の場合は、手軽に入手できる画像の使用は向かないのではないかと思います。

まとめ

以上、素材辞典を使用する場合の注意点についてまとめてみました。安価、安価と書いてきましたが、素材辞典の画像自体は非常に高品質なものなので、上手に利用することで、Webサイトの価値を高めることが出来るのは言うまでもありません。

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2009 年 12 月 20 日 |

カテゴリー:ウェブ全般

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