検索結果に表示される情報の鮮度

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検索エンジンで検索した場合に表示されるWebページは、古くから運営されているページがいいでしょうか?それとも新しいページのほうがいいでしょうか?

一般に検索エンジンは、古くから運営されているWebサイトを高く評価する傾向にあります。Googleではエイジングフィルターと呼ばれる新規ドメインを検索結果の上位から排除するフィルターの存在も噂されています(Googleのエイジングフィルタについては別の機会に取りあげます)。

しかし、本当に新しいページは価値がないのでしょうか?


例えば、「大統領選挙」で検索した場合のことを考えてみましょう。

今現在のように大統領選挙の開票作業が行われているときであれば、多くの人は選挙結果の速報を知りたくて検索している可能性が高いはずです。それなのに、検索結果に表示されるWebページが、選挙の歴史や選挙のしくみについてのものばかりだったとしたらどうでしょうか?こういった場合は、古いページよりも新しいページの表示が優先されるべきでしょう。

実はGoogleは、こういった「話題性のある出来事」を感知するアルゴリズムを持っています。「QDFアルゴリズム」といって、ブログやニュース、検索キーワードなどをリアルタイムで分析し、一定期間に特定の話題が増減を感知します。急激に増加した話題があれば、「話題性の高い出来事」であると認識され、検索結果に鮮度の高い新しいページを表示されるようにします。

Googleの検索エンジンは、すさまじいスピードでWebページを収集して検索結果に反映させます。早ければサーバにアップして10分そこそこで検索結果に表示されます。話題性のある出来事を見つけたら、すぐにブログに書いてアップすればアクセスを集められるかもしれません。

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2008 年 11 月 5 日 |

カテゴリー:検索エンジン全般

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