Yahoo!の新たな試み 検索結果のディスプレイ広告
最近、立て続けに新サービスをリリースしたり、検索結果の表示を変えたり、アルゴリズムを更新したり、と日Yahoo!を取り上げる機会が多かったのですが、今回は米Yahoo!の話です。
Yahoo、検索広告の注目度を高める新たな試み
これまで検索広告とディスプレイ広告は区別して扱われていたが、Yahooがこの両者を統一的に扱おうとしているようだ。検索時に表示されるスポンサー広告は、従来テキスト広告のみだった。Yahooはこれにロゴ、画像、さらにはインタラクティブな要素も加えて表示している。たとえばYahooでeBayを検索したときに表示されるスポンサー広告にはeBayのロゴも併せて表示される。Yahooに確認したところによれば、これは新たな試みであり、検索広告に「画像、ブランドアイコン、動画、検索ボックス、ディープリンク」などを加えて表示するようにしているそうだ。
日Yahoo!の検索結果では見たことがありませんので、米Yahoo!のみの試みだと思います。
自然検索の結果と広告とが明確に区別できるのであれば、検索結果にディスプレイ広告が表示されても、特に問題はないかと思います。
広告を出す側にとってみれば、当然メリットとデメリットがあります。
ディスプレイ広告のメリットは、やはり目立つことです。特に、これまで検索結果はテキストのみだったため、このサービスが浸透するまでは、高いクリック率が期待できます。
逆にコンバージョン率は低下するでしょう。
テキスト広告であれば、テキストに伝えたい情報をうまく詰め込むことで、ターゲットでないユーザーを排除して、効率よく自社サイトにユーザーを誘導することができます。
ただし、画像や動画ではユーザーを絞り込むことが難しく、ターゲットとしないユーザーまでもが広告をクリックしてしまう可能性があります。
一番気になるのは、日Yahoo!でもこのシステムが採用されるかどうかです。
最近の日Yahoo!の激しい動向をみると、いつ投入されてもおかしくないかもしれません。
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2008 年 12 月 7 日 |
カテゴリー:yahoo