携帯サイトは無視できない存在に
携帯電話の利用状況に関する興味深い記事がありました。
4割超が“家探しはケータイ”で
ネクストは12月25日、「住宅情報携帯サイト利用実態調査」の結果を発表した。調査は2008年1月以降に賃貸アパートもしくはマンションを契約した、関東・関西圏在住の18歳から49歳の男女を対象に、9月19日から9月29日まで行ったもので、有効回答数は398人。同調査によれば、住まいを探す際に利用したことのある情報は“PCの住宅情報サイト”が63.1%で最多。以下“携帯電話の住宅情報サイト“が43.0%、“住宅情報雑誌”が39.9%、“無料配布のタウン誌、フリーペーパー等”が31.9%と並び、ネットでの住まい探しが主流なっている様子がうかがえた。
住宅情報誌や無料配布のタウン誌、フリーペーパーよりも、携帯電話の住宅情報サイトの利用者の方が多いことに驚きました。対象が18歳から49歳とあるので特に若い人を対象にした調査という訳ではありません。
携帯サイトの利用状況を見ると、ユーザーの進化に対して企業がついていけていないように感じます。
ウェブサイトのコンサルティングやSEOを行っている企業でも、PCサイト、携帯サイト、両方を対象としているところはまだまだ少ないのが実情です。
私は数年前から、すぐに携帯電話でもPC同様のフルブラウジング機能を搭載したブラウザが主流になるだろうと考えていました。
そのため、今現在の携帯サイトについてのアクセスアップや売上アップのノフハウを吸収しても、数年先にはその技術がまったく役に立たなくなるかもしれないという危惧があるため、中々手を出せずにいました。
しかし、予想はまったくのはずれです。以前としてJavaScriptにすら対応できていないブラウザが数多く存在しています。
今回の調査結果を見る限り、携帯サイトはあきらかに無視できない存在となっています。
少しずつでも携帯サイトの研究はやっておいたほうがよそうだな、と実感させてくれる記事でした。
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2008 年 12 月 27 日 |
カテゴリー:ウェブ全般