検索エンジンを乗り換える理由についてのアンケート
検索エンジンに関する興味深いアンケート調査の記事がありました。
TechCrunchアンケート:検索エンジンを乗り換えようと思う理由は何?
より良い検索結果(45%)
なにがあっても変更しない(38%)
高速な検索レスポンス(28%)
役立たずな検索結果の排除(27%)
検索結果コンテンツのプレビュー機能(23%)
検索サイト自体にある無用情報の排除(27%)
動画、ウェブ、音楽などの包括検索(12%)
その他(1%)
※米国内で766名を対象に行ったアンケート結果です。
「よりよい検索結果」という回答が一位なのは予想通りですが、「なにがあっても変更しない」が38%もいることに驚きました。現状の検索エンジンに満足しきっているということでしょうか?
検索エンジンの役割はユーザーが探し求めている情報に一番適切なものを提供することですが、検索キーワードのみでユーザーの欲求を判断することは困難です。
例えば、「ビール」というキーワードで検索した人が、ビールを飲みたいのか?それともビールの醸造方法について知りたいのか?検索エンジンは情報が少なすぎて判断ができません。
ユーザーの好み(趣味・嗜好)によって検索結果の変わる「パーソナライズド検索」や現在のトレンドが検索結果に反映される「QDFアルゴリズム」などの開発が進んでいますが十分ではないでしょう。
最終的には、ユーザー自身がどんなワードで検索すれば、よりよい検索結果が得られるかを学習していくことも重要なのだと思います。
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2009 年 1 月 10 日 |
カテゴリー:検索エンジン全般