”いなげや”が店舗内にデジタルサイネージを導入
先日、次世代のマーケティングプラットフォームのひとつとして、デジタルサイネージについての記事を投稿しましたが、実際にデジタルサイネージを店舗内に導入するスーパーが現れました。
いなげや、首都圏30店舗でソニーのデジタルサイネージを生かした販売促進
いなげやは、首都圏で展開するスーパーマーケットに20V型/26V型/32V型のデジタルサイネージを254台導入する。特売や店舗情報、広告などのコンテンツを表示するソニーの「ミルとくチャンネル」という専用チャンネルを使い、料理のレシピや女性のライフスタイルに関連する情報を売り場のディスプレイに配信することで、販売促進の底上げを狙う。
現在のところは、お店側から一方的に情報を配信するのみのようです。これだと、紙ベースの広告と比べても情報がアナログからデジタルに変わっただけなので、それほど効果がないのでは?と思いきや、
いなげや花小金井駅前店でデジタルサイネージの実証実験を約2カ月行ったところ、調味料の売上数量が3倍になった。一定の効果が得られたことで導入に踏み切った。
もうすでに効果が立証されているんですね。それにしても、情報をアナログからデジタルに変えただけでこれほど効果があるというのはちょっと意外です。
デジタルサイネージは販売促進目的で使用されることが多いようですが、広告の効果測定が出来るという強みも持っています。デジタルサイネージで広告を配信した時間とPOS(売上)データを見比べれば、どの広告が効果的であったかを判断することができます。
また、先日の記事でも取り上げたように顔認識技術と連動させれば、お客さんごとに配信する広告を変えることも出来ます。
今後のデジタルサイネージの進化に注目です。
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2009 年 1 月 22 日 |
カテゴリー:ウェブ全般