韓国の検索エンジンとブラウザのシェアについて

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現在、日本でβユーザーの募集をしているNaverですが、母国韓国での検索エンジンシェアは圧倒的なようです。

韓国の検索シェア NHNが61.9%、Google僅か7.3% – comScore調査
世界的にはGoogleの検索シェアが高いものの、韓国はその例外市場の1つ。最大シェアを誇るのは韓国NHN の61.9%。同社は日本国内でのサービス提供も発表したNaver.comを運営する。2位のDaumは大きく引き離され、検索シェアは19.7%。グローバルで圧倒的な強さを誇るGoogleは韓国国内では僅か7.3%だ。

SEMリサーチのPageRankが3になっていることは置いといて…。

Naverシェアが60%を超えていること以上にGoogleのシェアが7%あまりしかないことに驚きます。Googleが韓国語にうまく適応できずに検索結果の精度が悪いことも考えられますが、他にも何か要因がありそうです。

韓国ではブラウザのシェアで、Firefox3が1%未満と言われているので、新しいサービスへの乗り換えを躊躇する国民性なのかと思いきや、これには別の理由がありました。

韓国ではFirefox 3が使い物にならない理由
その理由はとても単純、IEでないとWebサイトが表示されないからだ。韓国の電子政府、政府・行政サイト、インターネットバンキングをはじめほとんどの WebサイトがIE環境で動くように制作されているため、IEでは普通に見られるサイトがFirefox 3からアクセスすると「ページを表示できません」というエラーが登場するのだ。

これ、日本でもありますよね。さすがに「ページを表示できません」というエラーは稀ですが、Firefoxで官公庁のページを見ると画面が崩れることは多々あります。

韓国でのブラウザシェアの原因は納得できましたが、何故ここまでGoogleのシェアが低いのでしょうか?

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2009 年 6 月 9 日 |

カテゴリー:ウェブ全般

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