打ち間違いを期待したドメインネームビジネス
有名サイト(GoogleやYahoo!、Microsoftなど)に似た(タイプミスしそうな)ドメインを取得して、ドメイン名を打ち間違ってやってきたユーザーを取り込むビジネスがあります。
このドメインネームビジネスについて、TechCrunch でおもしろい記事がありました。
カメルーンのカントリーコード(国を表すドメイン記号)が”.cm”であることを利用して、”.com”とタイプすべきところを”.cm”と打ち間違ってしまったユーザーを取り込もうというものです。
記事にもあるように、”google.cm”や”amazon.cm”はドメインネームビジネスを狙った業者に既に取得されているようで意図しないサイトに飛ばされます。”yahoo.cm”は”yahoo.com”にリダイレクトされますね、対策済みということでしょうか?
それにしても、”google.cm”とタイプミスする人ってどの程度いるのでしょうか?
そもそもGoogleのサイトに直接URLを打ち込んでアクセスする人自体少ない気がするので、さらにタイプミスする人となるとかなり少なくなる気もするのですが…。”google.cm”のアクセス数が気になるところですね。
最後に一点、気になったこと。
記事の冒頭に以下のような記述があります。
ドメインネームビジネス(「けがらわしいサイバー不法占拠ドブ鼠の巣」という愛称で呼ばれることもある)に関心のある人には、一読をおすすめしたい。
この記事のように英語の記事を日本語にしたものを読んでいて、よく気になるのですが、何でもかんでも日本語にすべきでない気がします。
「けがらわしいサイバー不法占拠ドブ鼠の巣」は英語のままでよかったのでは?
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2009 年 7 月 10 日 |
カテゴリー:ウェブ全般