SEO関連情報をチェックする場合に頭に入れておきたい視点
SEO関連の情報には様々なタイプのものがあります。中には紛らわしい情報もあり、勘違いして情報を受け取ってしまうこともあるのではないでしょうか。渡辺氏が解説していたIP分散などは良い例なのではないかと思います。
ここでは、SEO関連情報を勘違いせず正しくキャッチアップするために頭に入れておきた視点について説明します。
意識したい2つの視点
私がSEOの情報をチェックする場合には、以下の2点を頭の片隅において整理しながら読むようにしています。
- その対策(施策)を行うとどんな効果があるのか?
- 自分にとって関係のある情報かどうか?
以下、具体的に説明していきます。
その対策(施策)を行うとどんな効果があるのか?
SEOを行った場合の効果には主に2つあります。一つは検索エンジンからの評価UP(検索順位上昇)、もう一つはペナルティの回避です。
「アンカーテキストにターゲットとするキーワードを含める」という話は、そのキーワードによる関連性を高め検索順位の上昇に繋がります。
逆に、「アンカーテキストを分散させましょう」という話がありますが、これは評価を上げるためというよりは、ペナルティを回避するための施策と考えていいでしょう。
アンカーテキストを分散させたからと言って、検索順位が上がるわけではなく、検索エンジンから睨まれる可能性が少なくなるわけです。
その情報は、「評価UPのためのものか、ペナルティ回避のためのものか」を常に考える習慣をつけるようにしましょう。
自分にとって関係のある情報かどうか?
SEOに関する様々な情報の中で、誰にとっても役に立つ情報というのは実はそれほど多くありません。そのほとんどは一部の人を対象にしたものです。
例えば、上記で挙げたアンカーテキスト分散の話は誰にでも当てはまるものではありません。この情報が役に立つのは大量のサテライトサイト(ブログ)を持っている方のみです。口コミなどを利用してリンクを集めている人にとっては関係のない情報でしょう。
「その情報は、自分にとって関係のあるものかどうか」という視点も常に意識しておきたいところです。
まとめ
SEOに関連する情報を見ると、全てを検索順位の上昇に結びつけてしまう人が少なくないように感じます。「”meta keywords”をGoogleが評価しなくなった」からと言って、「”meta keywords”を削れば評価が上がる」わけではないですよね。
誤った情報を受け取ってしまうことも恐いのですが、正しい情報を勘違いして受け取ってしまうことも同様に避けたいところです。
ここで紹介した視点を常に意識しておくことで、勘違いして情報を受け取ってしまうリスクは大幅に減らせるのではないかと思います。
記事の内容はいかがでしたか?よろしければ下記のボタンから共有してみて下さい。
Tweet
2011 年 1 月 24 日 |
カテゴリー:seo