開設間もないサイトのSEOがうまくいっているかどうかのチェック項目
サイトを開設したばかりの頃は、ビッグワードやミドルワードで上位表示出来るわけではないので、SEOがうまくいっているのかどうか不安になることもあるのではないかと思います。
そこで今回は、サイトを新規に開設して数ヶ月ぐらい経った頃にSEOがきちんとできているかどうかをチェックするための項目をまとめてみました。
開設して間もない時期にSEOの面でチェックしたいのは、
- ペナルティを受けてないこと
- クローラーがサイト内を満遍なく巡回していること
- テーマがきちんと検索エンジンに伝えられていること
の3点です。
この3点を頭の片隅に入れつつ、チェック項目を見ていきましょう。
サイトタイトルでの検索順位が1位
サイトのタイトル名で検索したときに1位に表示されるかどうかを確認します。
サイト開設から数ヶ月も経っていれば、外部リンクの評価も認識されているはずなので、サイトタイトルでの検索であれば1位を取れるはずです。もし、1位を取れていない場合は、何らの要因によりマイナス評価を受けている可能性があります。
※当然ですが、サイトタイトルそのものがビッグワード、ミドルワードの場合はその限りではありません。
Googleページランクがグレー表示でない
Googleページランクがグレー表示か否かによって、サイト(ページ)の善し悪しを判断します。
新規に作成したサイトやページは、Googleにインデックスされた後しばらくはグレー表示の状態が続きますが、通常インデックスから一ヶ月程度でPageRank0の状態に切り替わります。もし、インデックスされてから数カ月経過しているのに、ページランクがグレー表示のままの場合はGoogleからの評価が非常に低いことが考えれます。
特に、数十本以上の外部リンクがあり、さらにページボリュームも十分という場合はペナルティを疑った方がいいかもしれません。
ウェブマスターツールのキーワード
Googleウェブマスターツールのキーワードの上位に表示されるワードをチェックしてみましょう。
通常は自身のサイトのテーマに関連したキーワードが並んでいると思います。上位にまったく関連のないワードが出現している場合には、文章を見直してみた方がいいでしょう。
テーマを明確に意識せずにライティングしていると、知らず知らずのうちに関連のないキーワードの使用が増えて、Googleに対して間違ったテーマを伝えてしまっている場合があります。
AdSenseで表示される広告の内容
AdSenseを掲載している場合には、その広告の内容をチェックします。
自分のテーマにあった広告が表示されていれば、きちんとGoogle側にサイトのテーマが伝わっていると考えていいでしょう。意図しないテーマの広告が多数表示されていたり、日本語以外の広告が表示されていたりする場合にはページ内のテーマがはっきりしてない可能性が考えられます。
※SearchとAdSenseで、ページのテーマを認識するために使用しているエンジンが同じとは限りませんが、一つの目安にはなるはずです。
※サイトのテーマが非常にニッチで対応する広告がない場合やインタレストマッチによる広告が多数を占めてしまうことがあるので、ページに問題がなくても関係の無い広告が出ることはあり得ます。
インデックス率
サイト内のページがどれだけインデックスされているかも確認しましょう。
作成したばかりのページがインデックスされていないのはやむを得ないのですが、作成から1週間以上経過してもインデックスされていないページがあれば、内部リンクに問題がある可能性があります。
まとめ
ここで挙げた項目は非常に基本的なものばかりです。SEOの基本をおさえた人がサイトを開設すれば、チェックが漏れることは少ないのではないかと思います。
ただ、外部リンクの獲得ばかりを考えていると、こうした基本的な部分は軽視されがちです。特に「テーマを明確に伝えること」、「クローラーをサイト内に隈なく巡回させること」の2点は自分でコントール可能なだけに徹底しておきたいところです。
こういった基本的な部分を押さえておかないと、いくら外部リンクを増やしていっても中々思うように順位が上がらずに、何が原因で順位が上がらないのか悩むことになりかねません。
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2011 年 5 月 23 日 |
カテゴリー:seo