関連検索ワードによる企業イメージ
GoogleやYahoo!の検索結果には、「関連検索ワード」が表示されます。
これは、検索エンジンの利用者が入力したキーワードやその組み合わせを収集したものを利用して、再建策を補う機能です。つまり、関連検索ワードで表示されるものはよく検索される組み合わせといえます。
さて最近、会社に営業電話が増えたのですが、相手があまりよく聞いたことがない企業名やブランド名の場合、必ずその名称で検索するようにしています。
そのとき、「関連検索ワード」に明らかに企業イメージを損なうキーワードが並ぶことが少なくありません。
以下は、ある月刊誌の名称で検索したときの関連検索ワードの結果です。
この月刊誌は、中小企業に対して有名人との対談形式の取材を行い、雑誌掲載費用を取るというものです。
関連検索ワードを見ると、「悪徳」や「疑問」といった企業イメージを損なうワードが並びます。
ここで疑問に思うのは、こういった会社の営業担当者は自社のブランド名で検索したときに、「悪徳」といったワードが表示されることを知っているのか?ということです。
この月刊誌の営業電話の問題点としては、
- 掲載費用がかかることは最初は言わない
- 取材が急である(2、3日後)
- 回答をせかす
などが挙げられます。こういった悪徳業者を思わせる営業電話をしているために、電話を受けた人は不審に思って検索するわけです。
ウェブの世界というのは悪評はすぐに広まってしまいますし、嘘をつくことも隠すこともできません。
それを踏まえて、こういった月刊誌は、「取材と言わずに最初から広告掲載であることを明言する」といったように、営業手法を変えていく必要があるのではないかと思います。
私の会社に電話のあった月刊誌は、有名人と対談出来るというのは本当のようですし、掲載されることによってメリットのある業界もあるのではないかと思いました。私はこういったものはお勧めしませんが・・・。
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