SEOで”言われたことしかやらない人”と”自分なりの工夫ができる人”
私がゲームプログラマー時代の話です。
通常、ゲームプログラマーはゲームの企画立案や仕様書作成に関わる機会は少なく、出来あがった仕様書に沿ってプログラミングしていくことになります。
さて、あがってきた仕様書が、自分でおもしろいと思えなかったり、もっとこうすればおもしろいのにと感じたりすることがよくあります。
こうした場合に、どういった行動を起こすかで、そのプログラマーの真価が問われます。
自分の考えを、企画立案者やプロジェクトリーダーに伝えることが出来るプログラマーは、プログラミング技術も高く、こういった人材のいるチームはプロジェクト自体が活性化します。
一方で、自分が仕様書に対しておもしろくないと感じた考えを封印して、仕様書に書いてある通りにコーディングをするプログラマーは少なくありません。さらに、明らかに仕様書が間違っているのに、そのまま仕様書通りにコーディングしてしまうような人もいます。
前置きが長くなりましたが、SEOでも”言われたことしかやらない人”と”自分なりの工夫ができる人”が存在します。
”言われたことしかやらない人”とは、収集した情報に疑いをもたなかったり、収集した情報をそのまま利用したりする人のことです。
例えば、”h1タグにターゲットキーワードを含めた方が有利”という情報があったとします。”言われたことしかやらない人”は、その情報をそのまま受け取り自分のサイトの各ページのh1タグにキーワードを含めるように修正するでしょう。
しかし、SEOに正解はありません。
たとえ、様々なブログや書籍に”h1タグにターゲットキーワードを含めた方が有利”という情報があったとしても、まずは疑ってみることが大切ではないかと思います。
疑ってみるとは、自分でその情報の効果を試してみるということです。
さらに、ただh1タグにキーワードを含めて試すのではなく、「h1タグの直下のpタグにもキーワードを入れたほうが効果が高いのではないか?」、「h1タグを1ページ内に複数使ってみてはどうか?」といったトライ&エラーを続けることが大切です。
ただ、情報を受け取るだけでなく、こういった能動的な行為がウェブの世界では欠かせないのではないかと思います。
記事の内容はいかがでしたか?よろしければ下記のボタンから共有してみて下さい。
Tweet
2008 年 11 月 22 日 |
カテゴリー:seo