拡大するレコメンド市場

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”レコメンド”とは、ユーザーの好みやコンテンツ内容などを分析して、ユーザーに適した情報を提示する機能のことです。

”レコメンド機能”や”レコメンドエンジン”などと呼ばれています。

レコメンド機能を最大限に活用しているのがAmazonです。


Amazonのトップページに表示されている商品は、ユーザーごとに異なります。これまでの購入履歴やチェックした履歴などから、適した商品を抽出して表示しています。

また、各商品ごとに”あわせて買いたい”商品を紹介して衝動買いを誘発しています。

ECサイトを中心に、このレコメンド機能を導入する動きが始まっているようです。

レコメンド市場は2010年に16億円超の規模に拡大
金額ベースの市場規模は2006年度に1億3500万円だったものが、2007年度に3億3100万円、2008年度に8億8500万円と拡大。2009年度には12億7000万円、2010年度には16億5500万円へと拡大すると予測している。

不動産サイトで導入された例もあります。

あいまいな入力で“理想の街”を推薦、不動産情報のCHINTAI
ALBERT(アルベルト)は12月16日、不動産情報のCHINTAIで同社のレコメンデーションエンジンが採用されたことを明らかにした。同日CHINTAIの情報サイトでスタートした「住むマチ サーチ」で、ニーズインプット型レコメンドエンジン「Bull’s eye」を使っているという。

実店舗であれば、目的買いする商品を店の奥に配置するなどして、衝動買いを誘発することが可能ですが、ECサイトでは、目的の商品以外のものを購入してもらうことは難しかったのが現状です。

精度の高いレコメンド機能を利用すれば、この衝動買いを発生することが可能となります。事実、私の場合はAmazonで目的以外の商品を買ってしまうことが少なくありません。

今後、このレコメンド市場はECサイトのみでなく、RSSリーダーなど様々な分野で広がっていくことでしょう。

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2008 年 12 月 18 日 |

カテゴリー:ウェブ全般

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