SEOで大切なことは「答え」よりも「問い」
SEOに関する情報を集めたり、手持ちサイトを使って解析する場合には「答え」よりも「問い」を大切にするようにしています。
例えば、被リンク。”多数の被リンクを獲得すれば上位表示できる”という「答え」だけ知っていてもほとんど意味はありません。この場合は”どんな被リンクを獲得すればよいか?”という「問い」が大切になってきます。
”どんな被リンクを獲得すればよいか?”という「問い」には”関連性の高いリンク、質の高いリンク”という「答え」があるかもしれませんが、今度は”関連性とは何か?”、”質の高いリンクとはどんなものか?”という「問い」が発生します。
こうして「問い」を意識しながら情報収集していると、「答え」が見つからない「問い」にぶち当たることがあります。例えば、”関連性の高いリンクとは?”に対する明確な「答え」はありません。
こういった答えの見つからない問いは頭に焼き付けて常に意識しておくようにします。
SEOブログを巡回して情報収集したり、手持ちのサイトの順位チェックやアクセス解析をする場合でも、様々な「問い」を頭に張り巡らせておくのです。こうすることで同じ情報でも、ある”気づき”が発生して情報やデータの見え方が変わってくることがあります。
おもしろい例があります。SEOの名著と言われる「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」という本がありますが、amazonのレビューを見ると、高評価と低評価で分かれています。この辺りがSEOで答えを求めている人とそうでない人の差ではないでしょうか?
元々、検索エンジンはアルゴリズムを公開していないので、SEOに明確な答えはありません。「答え」をさがすよりも「問い」を意識してみてはいかがでしょうか。「問い」を突き詰めていくことで今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。
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2009 年 3 月 16 日 |
カテゴリー:seo