無料辞書サイト「kotobank」をSEO的視点で見てみると…
「kotobank」という無料の辞書サイトがオープンしました。
ITmediaによれば、信頼性でWikipediaに対抗しようというもののようです。
信頼性でWikipedia対抗 朝日新聞、講談社、小学館など無料辞書サイト
朝日新聞社と講談社、小学館、朝日新聞出版、ECナビの5社は、人名や時事用語など約43万語を無料で横断検索できる辞書サイト「kotobank」(コトバンク)を4月23日に正式オープンする。「信頼性の高いNo.1用語解説サイト」としてWikipediaに対抗する。
辞書サイトが成功するかどうかは、検索エンジンでいかに上位表示できるかにかかっていると思っています。Wikipediaはまさにその典型です。
そこで、「kotobank」がどれだけSEOを意識しているのかをソースコードからチェックしてみました。気になったのは以下の2点です。
- nofollowリンク使用の徹底
- strongタグの使用方法
まずは、SEO的にプラスと思える点「nofollowリンク使用の徹底」から。外部リンク、内部リンク問わず、リンクジュースの受け渡しを徹底して管理しているようです。ここまで、nofollowリンクを多用しているサイトってあまり見かけません。
逆に、マイナスと思える点はstrongタグの使用方法です。例えば、SEOの用語解説のページのh2タグを見てみると、
<h2 id=”wordHitResult”><strong>3件</strong>の用語解説(SEOで検索)</h2>
となっています。
見出しタグの中で、さらにstrongタグを使っているのが気になりますし、そもそも”3件”というキーワードを何故strongタグで強調しているのかがわかりません。
見出しタグや段落タグ、強調タグの使用をもう少し工夫しないと、Wikipediaには勝てない気がします。
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2009 年 4 月 23 日 |
カテゴリー:seo