DVDメディアの規格のわかりづらさ
DVDメディアは、読み取り(再生)専用の「DVD-ROM」と書きこみも可能な「DVD-R」、「DVD-RW」が有名ですが、この他にも様々な規格が存在します。
DVDメディアをざっと挙げただけでも
- DVD-ROM
- DVD-R
- DVD-R DL
- DVD-RAM
- DVD+R
- DVD+R DL
- DVD+RW
これだけあります。
DLは Dual Layer の略で片面に2層記憶が可能、DVD-RAMはランダムアクセスが可能、この辺りは、まあわかりやすいのですが、「DVD+R」や「DVD+RW」あたりになると訳がわかりません(それぞれの詳解はWikipediaをご覧ください)。
「DVD+R」とか「DVD+RW」といったネーミングを見ていると、「DVD-R」の”ハイフン”は”マイナス”だったの?と思いたくなってしまいます。
こうした規格のわかりづらさは、消費者はもちろんですが、エンジニアを悩ませる種となります。以前、組み込み開発でDVDの再生周りのドライバを開発しているときは、動作チェックのときに上記のメディアを全て使って問題がないかどうかを確認していました。
個人的には、DVD-RAMは専用のライティングソフトが無くても簡単に書き込みが出来るので、中々便利だと思っているのですが、DVD-RAMのメディア自体が簡単に入手できなかったり、対応しているプレイヤーが少ないといったデメリットも多いのが残念です。
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2009 年 7 月 2 日 |
カテゴリー:その他