顔認識技術「アイキャプチャー」とデジタルサイネージ

このエントリーをはてなブックマークに追加

伊藤忠エレクトロニクスが、視聴者測定システム「アイキャプチャー」の日本での販売を開始するというニュースがありました。

伊藤忠エレクトロニクスが顔認識技術利用した「アイキャプチャー」の販売開始
eマーケティングプロモーション、eコマースの伊藤忠エレクトロニクスは、イスラエルのIT企業トゥルーメディア(TruMedia Technologies Inc.)が開発した顔認識技術を利用した視聴者測定システム「アイキャプチャー」の販売代理店契約を同社と締結、日本での販売を開始すると1月26日発表した。

アイキャプチャーは、顔認識技術を用いて、どんな人が画面を見ているかを測定することができるシステムです。薄型ディスプレイ広告のデジタルサイネージと連動させることにより、視聴者に適した広告を配信することが可能になります。

驚くべきは、アイキャプチャーの性能です。


アイキャプチャーは、画面の前にいる人が、画面の方を見ているのか、そっぽを向いているのかを判断することができます。最初に画面を見ていて、一度画面から視線を外してからもう一度画面を見たとしても同じ人物が画面を見ていると判定してくれます。性別はもちろん、大人か子供かの判断も可能です。

Webの世界では、ユーザーによって配信する広告を区別するパーソナライズド広告の導入の動き(すでに一部導入済み)がありますが、リアル世界でもその動きが広まるかもしれません。

そうはいっても、プライバシーの問題などで急速に拡大するようなことはないでしょうね。

参考文献:
次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの

記事の内容はいかがでしたか?よろしければ下記のボタンから共有してみて下さい。
このエントリーをはてなブックマークに追加

2009 年 1 月 27 日 |

カテゴリー:ウェブ全般

このページの先頭へ